家電量販店 つづき

ビジネスホテルでは、自社Webサイトからの予約する客に最安値保証をしてくれることがある。逆に言うと電話でどんなに頼んでもWebサイトに載っている価格にしてくれないのは融通が利かないような気がするが、スマホがあれば旅先の急な予約も問題ないだろう。
一方、家電については、自社サイトよりも、競合との比較が容易になっているAmazon楽天の方が安かったりする。特にAmazonは比較をするためのページが用意されているから、ごちゃっとしている楽天よりもさらに安値を見つけやすくなっている。
家電量販店のポイントカードをクレジットカードとのジョイントカードにしていたが、Amazonのサイトでその店から買った方が安いとなると、店のポイントをためられないし、使えない。複数の家電量販店では配送システムがAmazonより優れているが、Amazonでの買い物であってもその配送システムは利用できる。
かつてはジョイントカードとして還元率やためやすさで優れているものがあったが、今やポイント二重取りができてもそのポイント自体のありがたさが急速に失われつつある。1,000ポイントたまっていたとしてもAmazon経由の方がその店が2,000円安い値をつけているのだから。
Amazonによるディスラプト(破壊的創造)は、すでに金融を支配しつつある。