Windows 8 RTM

スタートメニューがなくなったことは有名だが、ほかにもいくつか感じた点がある。

標準機能

  • コマンドプロンプト」や「ファイル名を指定して実行」が日本語入力状態で起動する。
  • Microsoft IME 2012はなかなか使いやすい。普段はATOKを使っているが、乗り換えてもいいかもしれない。

Microsoftアカウント

  • 初期導入時にMicrosoftアカウントでユーザープロファイルを作成したところ、ユーザー名が日本語のファーストネームになった。
  • Microsoft アカウントと結び付けられたため、アドレス帳との連携がスムーズだ。写真をPCに読み込んだら誰なのか選べる。ただ、個人情報が勝手にクラウドからローカルPCに取り込まれるのは少し気持ち悪い。

標準アプリは使いにくい

試用中なので、ライブラリをWindows 8の規定フォルダに移すわけにはいかず、NAS上にXP時代から使っている個人データがある。そのコンテンツを移動せずにパスに追加できればいいのだが、レジストリを調べるところまではやっていないので今のところ不便である。
あと、地図とかミュージックといった名前はコンテンツの総称であり、アプリケーションには別の名前を付けてほしかった。

  • 「地図」の自分の位置が間違っているのだが、どうやって直せばいいのだろうか。
  • 「ストア」はラインナップがいまいち。
  • 「ミュージック」は取り込み先を増やす設定画面がなく、使えない。
  • 「フォト」でSkyDriveが正しく表示されない。SkyDrive専用アプリをインストールしたらそこではうまく使える。
  • Windows 7の「画像と写真の取り込みウィザード」を使用していたが、Windows 8のフォトの「インポート」では設定項目が大幅に減って使いにくくなった。7のウィザードでは、撮影日のフォルダが自動生成され、撮影日ごとに仕分けされるように設定していたが、取り込み日フォルダしか作れないようだ。Windows Essential 2012をダウンロードしてフォトギャラリーをインストールし、解決。

その他

  • Felicaのかざしてログオンが使えない。(Windows 7が出た時もそうだったので今のところ気にしていない。)