PCの大掃除

年末年始はここ数年PC再インストールが恒例行事になっている。
作業時間が確保できるときにOSとソフトウェアを最初から入れなおして、不具合を解消させるとともに、不要なファイルを削除する。
ストレージも新調する。回転数向上や容量拡大がその目的だったが、PCの使用用途とOSがここ数年変わっていないのでそろそろ回転数と容量はどうでもよくなる。今回はHDDからSSDにして静粛性と性能向上を図ることにした。
HDDよりもOSインストールやファイル転送が早くて助かる。ソフトウェア導入の際に発生する再起動も早い。

すんなりいかない移行機能

設定エクスポート、インポート機能の類は、アップデートインストール同様、以前から信用していなかったが、今回は試してみることにした。
Windows XPの「ファイルと設定の転送ウィザード」は、Service Packが一致していないとエラーが発生し、しかも

指定した場所には、保存情報はありません

というメッセージが出た。「ありません」なんて言われると不安になる。異なるバージョンだと動かないのは仕方がないとして、新旧PCでバージョンが異なるのはよくあることだから、まともなエラーメッセージを出してほしい。バージョンが違うので正確にメッセージを出すのは難しいだろうが。
Lenovo ThinkPadのネットワーク設定を切り替えるAccess Connectionsでは、旧PCからエクスポートした設定情報(ロケーション・プロファイル)がインポートできないエラーが発生し、しかも

空であるか壊れている

というメッセージが出た。「壊れている」なんて言われると不安になる。新旧でバージョンを合わせてみたが結果が変わらない。困ったが、ネットワークドライブに置いていたファイルをPCにダウンロードしてみたら成功。ネットワークドライブに置いたままインポートしないでください、なんて誰も教えてくれなった。
普段使わない機能を使って慣れない作業をしているので、うまくいかないととても不安になる。
移行機能は、ソフトウェア本体と移行ソフトウェアを切り離して提供してもらい、移行を実施するときに新旧両方に導入する形式にしたらいいと思う。