開けてくれ

深夜の東京メトロ東西線。終点西船橋到着前の車内放送。

後寄りのJR線連絡階段は閉鎖しております。前よりの階段、エスカレーターをご利用ください。

ドアが開くと乗客は階段に向かって殺到。暴力行為対策で配置されている警備員は乗客がホームに転落しないように整理するのに精一杯だ。

 警備員を雇う金があるなら終電まで連絡階段を開放してほしい。

改札に駅員を置くと警備員よりコストがかかる? 自動改札を強硬突破されて運賃収入がいくらか減ることよりも、ホームから転落する危険の回避と、人混みにもまれるストレスの解消の方が乗客には重要である。そもそも昔は連絡改札がなかった場所である。北千住の連絡改札のように開放してもかまわないのではないか。それに、23時閉鎖というのは慣例でしかないのではないか。なぜ慣例にとらわれるのか。
きっと、鉄道会社は23時からわずか2時間弱のことと思っているのだろうが、その時間帯に帰宅する人にとっては毎日のこと、100%遭遇することなのである。