1月は少子化を考える月

12月は大東亜戦争開戦があったため、大東亜戦争を考えさせられるテレビ番組が多かった。2011年のNHK連続テレビ小説はおひさまに続いてカーネーションでも男の出征と戦死、そして残される女たちが取り上げられていた。
正月のニュースは、指名手配者平田信逮捕にも驚いたが、例年通りニュースで取り上げられていたのは「新生児数過去最低」と「新成人人口過去最低」である。丙午の年をも下回って下降を続けているのだから、移民受入をやらない限り過去最低はしばらく続く。新生児が過去最低なら20年後まで新成人過去最低も確定である。そんな当たり前のことをニュースでやるというのは、誰かが少子化をアピールしたがっているのか、よほどねたがないのか、昨年も取り上げたから惰性で取り上げているか、のいずれかである。まあ、惰性説を通説としておくのが妥当だろうか。