2TBの壁 つづき

FAT32が使い続けられないことはわかっているので、NAS用のバックアップ外付けドライブのファイル形式をEXT3に切り替えることにした。
実はもうひとつ問題が発生した。FAT32でフォーマットしたときにNASの機能でバックアップを行うと、大文字・小文字の区別ができない。英字大文字のフォルダを小文字で保存してしまったりする。FAT32におけるLinuxの限界であろう。わたしの使っている製品とは別メーカーだが、IODATAのサイトには仕様と言い切っていた。
外付けハードディスクを使わなくても、NASをもう一つ買ってきてネットワーク経由でバックアップすることも考えた。しかし、家庭に2台は

うるさい

外付けハードディスクは、テレビの横に置くから静音に非常にこだわった製品が出ている。DVDプレイヤーがVHSデッキに代わってハードディスクを搭載するようになったとき、うるさそうだと思ったが、大手家電メーカーが発売しているブルーレイプレイヤーはそれほどうるさくない。ところが、NASの場合、静音への配慮はリビング向けほどではない。我が家のNASにはハードディスクが2機内蔵されている。それが2台並ぶなんて、ありえない。
EXT3Windows 7 (64ビット)で読めるようにする。ツールをBuffaloからダウンロードしようとしたが、TeraStation向けであって、LinkStationの利用者はダウンロードできないようである。シリアル番号を要求された。ディスク容量大容量化の中で、LinkStationを買う人は、外付けUSBハードディスクへのバックアップをする場合、Windowsの標準機能ではせっかく予備を作っても必要となったときに利用できなくなりつつある。これが理解できない人は買ってはいけない
仕方がないのでフリーウェアをさがす。いくつか試したところExt2 Volume Managerがとりあえず使えそうだ。

  • ドライブをマウントできる*1
  • 日本語名フォルダーが文字化けしない。
  • ソフトウェア名はExt2だが、EXT3形式でも大丈夫。

LinkStation経由で外付けハードディスクに書き込んだファイルが、PCに接続しても読めたので、これで安心してLinkStationのバックアップドライブとして使えるようになった。

*1:マウントではなく、ローカルに展開する方式のソフトウェアは、大容量ハードディスクの展開に大変時間がかかかる