洗濯機

洗濯機を買ったらお風呂からお湯をくみ取れるホースがついていた。洗濯機の側面にフックをひっかけることで収納できることになっている。
ところが、購入前に自分が確認した情報ではノズルの寸法がどこにも記載されていなかったから、洗濯機スペースが狭くて収納ができない。購入前どころか、購入後に読むことができる据付説明書にすら記述がない。そして、据付説明書には、ノズル用のフックを取り付ける穴が洗濯機本体のイメージ図にない。ホースは据付の段階で存在しないことになっている。どうなっているんだ、日立。
どの電気器具にもあてはまることだが、店頭には、機器の寸法が明記されているが、よくよく機器を見ると出っ張りがあるし、電源コードの部分の出っ張りを考慮する必要がある。また、説明書を読むと壁からどのくらい離せとか、上に物を置くなとか、様々な制約が書かれている。店頭に展示する時点で、機器のサイズに加えて、

  • ぎりぎり設置可能空間サイズ
  • 上記のノズルなど、本体付属品やよく使われるオプション品を全部取り付けた場合に必要な空間サイズ

この2つを明記すべきである。よくよく考えてみると、機器のサイズなんて、電源を切って持ち歩く物、例えばモバイルパソコンなどを除いては消費者にとってほとんど意味がない。電源コードを差し込んで、電源を入れた状態でどのくらいの空間が必要なのかである。
今時は、電器店を訪れる客がカメラ機能付き携帯電話を持っているのだから、店頭でバーコードを使えばインターネットを通じて詳細情報を入手できるようにしてほしいと思った。そうすれば店頭展示に細かい文字をたくさん書かなくてすむ。