自由民主党古賀誠選挙対策委員長、心乱れる

公明党発言。「ご乱心」と書くと違う意味に取られることがあるので避けますが、少なくても何らかの心境の変化はあったのでしょう。
読売新聞の2008年12月16日Webサイトより

古賀氏は15日夜の党選対委員との会食で、衆院比例選について「自民党の政策で戦わなければ(党組織が)弱体化する」と指摘した。さらに、16日の党役員連絡会では「比例で他党への投票を求めるのはおかしい」と述べ、自民党候補などが小選挙区で支援を受ける見返りに「比例は公明」と呼びかける手法の見直しを示唆した。

選挙を見越した戦略だというもっともらしい解説がついていますが、どう考えても公明党切り捨てにしか見えず、それは当面の政権運営はどうでもいいと思っているという観測につながってしまいます。
あえて戦略だというなら、こういう可能性の方が論理的だと思います。

  • 「逃げ出した」と言われずに「本音を語る政治家」として麻生政権の幹部ポストから下りたかった。
    • ところが執行部は更迭しなかったか、できなかった。
  • 総理の失態と無策ばかり報じられるので、自らが目立つことでマスコミの論調を変えたかった。