足を引っ張る大臣 続き

自民党内閣で大臣辞任が相次いでいた頃の書き込みを読み返した。http://d.hatena.ne.jp/o1y/20080926#1222452784
石破幹事長が問責を唱えているということは、自民党側に腐敗議員が揃ってきたことを知らせる合図なのだろうか。
さて、一部報道によれば、田中大臣に問題があることを警察は把握していたのに見逃されたらしい。

  • 批判の矛先を田中大臣に集中させ、解散先延ばし内閣全体への批判を避けるため?
  • 田中大臣に大きな借りがある?
  • 田中大臣を推挙した誰かに大きな借りがある?
  • 総辞職する理由を組閣時に仕込んでおいた?
  • 官僚の陰謀?

あれこれ想像してみたがしっくりこない。
自民党でも民主党でもどちらでもいいが、共産党を除く全国規模の政党が所属議員の管理をできないのであれば、議員削減するしかないだろうか。議員総数が減ると、与党議員の大半が政府入りしてしまうが、そもそも自民党の派閥連立政権時代を通じて、日本の内閣は連立政権なのである。重要ポスト以外は野党でもいいのではないか。閣議も全会一致である必要はない。自らの定足数や選ばれ方を自分たちで決めるという制度になっているのだから、これくらいの慣例変更くらい、大したことではない。
自分が入閣したらたたかれることがわかっているに入閣を受諾してしまう大臣の気持ちがよくわからない。どうして「わたしが入閣したら内閣がもちません。辞退します」と言う者がいないのだろうか。政権選択選挙では自民党の大臣経験者が落選した。大臣になっておけば選挙が楽という時代ではない。それでもいいから、どこでもいいから、大臣の椅子に座ってみたいのだろうか。
実は、辞退する人はいるけれど報じられないだけなのか。官邸勤務の経験者に身体検査の実態を解説してもらいたいものだ。