参議院東京選挙区

 丸川・保坂が取り上げられるが、保坂候補を落としたのは誰でもない、川田龍平候補だ。護憲・革新政党が狙う5番目の椅子を新人がさらっていった。NNNの出口調査でも、川田候補投票者の支持政党は自民党が3割近くあり、共産党はわずかだ。
 選挙中の報道がどうだったかと振り返ると、鈴木候補のバンド演奏が目立つ一方で、「丸川不利」「大河原候補は知名度向上が課題」とされていた。前回トップ当選の保坂候補は苦戦、などとされていればまだ同情票が出たかもしれないが、同情票は丸川さんの方にいった。大河原さんも同情票かもしれない。東京選挙区の1位はいつも風の産物、次回の選挙はわからないということになっていくのだろうか。
 川田龍平さんは、小林よしのりさんがかつて漫画で予言していたように、本当に政治家になってしまった。いい意味で議員特権を生かして役所の監視をしてくれればよい。