100万票差の意味

2016年7月の参議院選挙と東京都知事選挙。野党4党は都知事選で100万票落としたようだが、この差は参議院当選議員個人の魅力だったことになる。その中心は蓮舫さんで、蓮舫さんがいなければ野党は東京で壊滅的になるということである。
蓮舫さんが都知事に転身しなかったのはとても賢明な判断であった。そして、鳥越さんを担いでいる場合ではなく、もっとまともな候補者を増やしていかないと複数区でも与党独占になる日が来るかもしれない。
鳥越さんがお疲れ気味でも、民共共闘でも、なお鳥越さんに入れた人は野党自体に投票したか、よほど新聞・テレビ・週刊誌・ネットを避けているかどちらかである。野党共闘基礎票は鳥越さんの獲得票に等しい。民進党がそれで満足なら引き続き岡田路線を踏襲すればよい。