首都圏ではPASMOが不足していて、通勤通学客の間でも磁気券がまだ流通している。ラッシュ時の混んだ改札口*1でSuica/PASMOを使った直後に磁気券を入られると、気が付いたときにはたとえば改札機のディスプレーが
定期券
とかになっている。残高が表示されないのは磁気定期券であることを意味する。もし定期券でないPASMOだったとして、「定期券」と書いてあるとかなり驚く。
え、誤動作?? あれ、自分のICカードはしっかり認識されているのだろうか?
と不安になる。
自分のICカードが改札口を通ったかどうかを知りたいならば、
- 扉が閉まらないこと
- ピッと音が鳴ること
- 自分のカードのICカード残高が改札の画面に表示されること
で確認すればよい。三重に機能を用意したことで機械の設計としては十分だと思うが、扉は混雑時に判定を甘くしているし、大きな改札口ではしょっちゅうあちこちでピピピピ鳴っているので自分のかどうかわからない。そんな状態で、画面表示が前述の状態だとちょっと混乱してしまう。混んでいるからもう一度通りなおしたり、係員のところまで行くのは気が引ける。まあいいや、と思って改札を後にしてしまうと、次に改札口を通るときに拒否されてしまう。
自衛策としては、混んでいる改札口では
- 出場口では、ぶっちぎりのトップ独走通過かしんがり通過を狙う。(でも、なかなか大変)
- F1レースでセーフティーカーが出た後のときみたいに*2、後続に後ろにつかれないように歩く速さを加減して改札口を通る。(でも、なかなか迷惑)
といったことがあげられるが、あまりうまくない。
Suica/PASMOを使用した後は、次の人がすぐに入らないようにICカード読み取り部のランプが消える仕組みになっているが、それだけではなくて
磁気券の投入口もいったん閉めてほしい
と思う。
Felcaの規格は今更変えられないかもしれないが、本当はICカードをかざしたときに光るようにすればよかった。