転回禁止

 交通量が多く、かつ、柵や植樹で車が進入できないようになっている中央分離帯がある道路では、Uターン禁止になっている交差点が少なくない。車線をふさいで渋滞の原因になるからである(たぶん)。
 それはいいのだけど、都心に行くと、その交差点を過ぎるとすぐさま、転回禁止が終わりになっている場所を多く見かける。交差点が来ると転回禁止、過ぎると転回禁止の終わり。次の交差点ではまた転回禁止で、過ぎるとまた転回の終わり。次もそう。さらに次もそう。こういう標識の立て方をするのは東京くらいなものだ*1。転回禁止を解除してくれなくても、植え込みを乗り越えてUターンすることはできないってば。交差点の手前で駐停車禁止で、過ぎたらまた駐車禁止の標識を立てるのと同じようなもので、指示が過剰すぎると思う。どうしても交差点内にこだわりたいなら、転回禁止の標識の下に「交差点内」と書いた補助標識を付けてくれれば1つで同じ指示ができる。1箇所に2つ*2はいらないと思う。
 道路標識って、10円や100円で立てられるわけではないのだから、もったいないんじゃないの? と思う。

*1:国道にも都道にもあるから、警察の方針か?

*2:厳密に言うと、反対車線もあるから4つ