合理的な看板

あらゆる場所において標識や看板はコンパクトで数も少なく、景観を乱さない。日本の道路財源のうち、標識設置費用も削減すべきだと思うが公安委員会が設置を決めているので議論の対象外なのだろうか。駐車禁止や転回禁止の標識は多すぎだ。同じ大きさなのは高速道路本線の方面案内くらいだろうか。
日本にない看板もある。遊歩道や登山道の看板は、入口や分岐点で以下のような図が示されている。

  • つえをついている人*1
  • 自転車
  • *2
  • 車椅子

などの表示がある。
それぞれの通行者にとって適した道かどうかが一目でわかる。細かい地図が必要な人はあちこちで無料で配布している紙の地図を持っていけばいいわけで行政が地図を立てる必要はない。合理的だ。 日本には景観を損ねる看板が多い。地元の自治体や環境省とで重複していたりもする。「ごみを捨てるな」という看板こそが最もごみである。ごみを捨てる者は看板の有無なんて関係ない。
環境省は看板にお金をかけずに自然保護員を雇う方がよいと思う。

*1:お年寄りではない。道具が必要なほど険しい山道であることを示す

*2:山で馬の道に迷い込んだら、雪かきはされていないし、馬糞だらけでひどいめにあった