液晶テレビの価格競争が激しい。一部のPCモニターメーカーのオンライン・ショッピング・サイトを見ると、
液晶モニターより安い。
テレビ・チューナーを載せると値段が下がるのだろうか。
2、3年前、10万円台前半で買えるチューナー付きモニターがようやく17インチ超になったあたりだった。20インチを超えると20万円に近い価格がついていたような気がする。しかし今では10万円前半で20インチ超は当たり前。特売なら30インチ超が手に入る。
ただ、チューナーはアナログ・チューナーである。地上波デジタルには対応していない。地上波チューナー内蔵ビデオと接続しても画質はフルスペック・ハイビジョンにはならない。
フルスペック・ハイビジョンというのは高いものらしい。カーナビのオプションとしてつけるようなチューナーが10万円以上もする*1。モニターが買える値段で、チューナーしか買えない。しかも自動車用の画面なんて7インチくらいである。ワンセグが携帯電話端末に載る時代に、ワンセグと12セグに価格の差がありすぎる。家庭用テレビのチューナーがあまり目立たないのは、需要がない以前にコストが高すぎるからなのだろうか*2。
しかし、Panasonicが高機能カーナビに12セグの地デジチューナーを標準装備した。メーカー希望小売価格で30万円台を維持できているということは、他社の同クラスのカーナビと別売りチューナーの組み合わせよりも10万円安いということになる。
これから、価格が下がることになるだろうか。
