自分のWebサイトを2つ持つということではなく、本来の意味のホームページ(Webブラウザを開いたときの最初のページ)を2つにする。
Windows版Firefoxの場合、「オプション」の「一般」タブ、「ホームページ」の項目で、場所欄に以下のように記述する。
URL_1 | URL_2
半角の縦棒*1でURLなどを区切る。縦棒の前後にスペースは不要。縦棒で区切っていけば3つ以上も可能だ。
プロジェクターなどを使って、Webブラウザを他人に見せることが多いよう人で、自分が設定しているホームページを見せるのが恥ずかしい場合に有効な技である。添付画像では、URL_1に「about:blank」と入力することで空白ページを表示させ、URL_2に「http://www.yahoo.co.jp」と入力することでYahoo! Japanを別のタブで出すようにしている。Firefoxを開いた時点では空白ページだが、タブを切り替えるとYahoo!に切り替え可能である。
ブックマークバーを使っても同じことができるのだが、はじめから自動的に出ていた方がいいという人もいるだろう。ブックマークはマウスでしか操作できないが、タブ間の移動にはショートカットキーが用意されていて「Alt」+「→(←)」や「Ctrl」+「数字」を覚えてしまえば切り替えも楽だ。
入力値のサンプルは、こちら。
about:blank|http://www.yahoo.co.jp
注意すべきこともある。URL_2についてもタイトルだけは見えてしまう*2し、自分でタブを切り替えたらURL_2が見えてしまう。また、すでに起動しているウィンドウの場合は、そのときの状態によって、挙動が変わる。*3
タブブラウザでないと1つのウィンドウに2つのページを同時表示することはできないから、IE 6.0では使えない*4。