PCソフトウェアの進化は止まったか

 久しぶりにパソコンを買い換えたので、今まで使っていたソフトウェアを新しいパソコンに導入した。今までだったら「ハードウェアが新しくなったのだから、合わせてソフトウェアをバージョンアップをしよう」という気になるものだが、今回はそのような気が起こらなかった。
 Microsoft OfficeやProject、Visioはバージョンアップしたいのだが、価格が高くてなかなか手が出せない。Visioは2000と2002アップデート版を持っていて、

  • 2000を導入する (プログラム導入前にVisual Basicが導入され、再起動が必要)
  • 2002アップデート版でバージョンアップする
  • 2002 Service Pack 2を適用する*1
  • Microsoft Updateを適用する

と、多くの作業が必要だ。CD-ROM 1枚で入れられるようにしたいが、1回だけの作業のために新しいVisioを買う気にはならない。2005年製のパソコンなのに2000のモジュールがパソコンに入れているわけで、不要なファイルが残ったり、古いファイルが互換性に悪影響を及ぼさないか心配になる。他の人からもらう最新版Visioのファイルが開かないため、2003 Viewerも入れたことも含めるとかなり時間がかかった。
 フリーウェアやシェアウェア、ユーティリティーの類は、バージョン番号が3つも4つも増えているものでも、使いたい機能にさほど差が見られない。あるいは3、4年前にバージョンアップが止まった製品を入れたりもしている。
 せっかく新しいパソコンをさわっているのにわくわく感がない。国産メーカーはAV機器との融合に走っているが、使ってみたいと思うような新しい機能は出てこないだろうか。

*1:Microsoft Updateでも適用可能だが、手元にファイルを持っているのでダウンロードの時間を省く目的で別作業にしている