早くも、テラバイト時代を想像

 (前話の続き)今回はディスクからディスクにファイル・コピーをしただけなのであるが、大量ファイルや大型ドライブは、これからは圧縮してバックアップというのが常道なのだろうか。BUFFALOのバックアップツールにも圧縮転送機能がついていたが、バックアップ対象ドライブが2GB以下であることが前提で「今時使えない」と思った。業務用のシステムでは、瞬時でデータ・コピーできる仕組みも使われ始めているが、家庭用も普及するだろうか。
 現在の市場は、数十GBのハードディスクが、百数十〜数百GBのディスクに更改されているあたりだと思われるが、数百GBのディスクがテラバイト級のディスクに更改される次世代はみんなが苦労しないようになっていることを期待したい。ディスクが壊れたらもとに戻すのに1日とか、テープに保管するだけで毎週数時間とか。技術革新があるだろうからあまり心配していないが、過日書いたとおりディスクの読み書き速度はそれほど向上していない。
 今回の転送作業は試行錯誤しながらだったので、たかだか30GBで半日かけてしまった。まあ、そもそも、ディスクが大きくなったことで

ディスク内の不要ファイルの整理をしなくなったのが、よくない

ということに、ファイル転送が終わってから気づいた。