7月31日が入金予定日と認識していた。数日前から利用者画面と手紙で案内されていたからだ。実はこの日は入金予定表示が利用者画面から消滅するだけで、入金ではないことが判明。しかもシステム仕様だとFAQに堂々と書いてあった。
運用機関が着金処理の開始を認識しつつも、利用者に見せない状態を「入金」と表現するのは詐欺的ではないか。
8月2日待機資金にようやくエントリー
8月3日以降、投資商品購入開始
年金の運用が開始されるのは実質、8月3日以降である。
・機関側での処理は毎日1ステップずつしかしない
・機関側の処理結果は翌営業日か翌々営業日に利用者画面に反映する
という法則になっているようだ。
なぜ同じ日に全部できないのだろうか。
遅すぎである。
年金を払い出すときにも同じように数か月待たせるつもりだろうか。合わせると1年近く着服することになるが、利子を払ってもらいたいものだ。
現在は低金利だからまだしも、高金利の時代に入金や出金をする人がいたら、数十万円の賠償ものである。
今、年金を気にしている人は50代以上であり、運用期間はたかだが20年くらいだろう。元本が数百万、1千万程度であれば目くじらを立てることではない。
ところが今の若者には社会人になったらすぐ年金に入れ、iDecoは絶対お得*1と勧めているいわゆる評論家さんや金融業界の人がいる。
20代から60代まで40年運用したら高所得者は相当な財産を築くことになるはずだが、それでも数か月平気で待たせる運営を続けるつもりだろうか。
*1:「絶対」と勧められるものに、真実はない