蛍光灯

 物置に使っていた直管蛍光灯が点滅するようになったので、買い替えた。
 そこはいつもつけっぱなしにするところではないので、多めに見積もって1日平均2時間だとしても寿命まで10年は使える計算だ。それで1本300円もしない。点灯管も安いものであれば100円もしない。
 今までよりも明るくする必要がなく、長時間点灯しなければ、蛍光灯はLEDに変える動機がわかない。蛍光灯器具にLEDライトを付けられる商品もあるが、値段は蛍光灯の10倍以上である。
 問題はいつまで蛍光灯が売られるかということだ。今のところ販売中止の話は聞こえてこないが、やがては電球と同じようになくなるかもしれない。
 それに、古い器具を使い続けるのは火災のリスクがある。蛍光灯の包装に注意書きがある。

照明器具にも寿命があります。器具のご使用年数をご確認の上、当ランプをご使用ください。

どうやって確認したらいいんだよ。天井のシーリングライトの類は自分で買ってきて取り付けることもあるが、多くの照明器具は建物を買ったり借りたりしたときに据え付けられているものである。
 大型量販店に行っても、メーカーの数が限られているように見えたが、他のメーカーは生きているだろうか。やがて家電大手は全部撤退し、アイリスオーヤマや朝日電気になってしまうのだろうか。
 あと10年後に考えよう。