2020年のお気に入り まとめ

 2018年末に「今年のお気に入り」という投稿をした。
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そのとき書いた「コレクト カードホルダー」は今でも使っている。使いやすいが、雑に扱うのですぐに擦り切れる。他も試してみたいがいい出会いがなく、一方、行きつけの店舗では店頭在庫が増えていたので、他にも支持者がいる証だと思い、リピート買いをしている。
 今年はコロナ禍である。2018年に始めた「JALカード」はどうしようか迷っているところだ。
 今年買ったものを振り返ってみる。

新しい生活様式関連

マッサージ器

 マッサージチェアは腕や手のひらまでやってくれるけれど、手を固定してしまうと、座っている間はテレビを見るくらいしかできない。ポータルブルで好きなところに当てられるタイプのものが使い勝手が良い。

女優カメラ

 ベッドで寝ながらスマートフォンを使うと持ち手がだるいので、スタンドが欲しいなと思っていたところ、スタンドと女優カメラがついているグッズを300円ショップで見つけた。価格は300円ではなく1,000円だったが、最近リアル店舗を歩いてて商品との出会いでピンと来ることがめったになかったが、これを見たときは縁だと思い、たまたま閉店時刻が迫っていたこともあり購入を即断した。
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 スタンドと女優カメラは独立していて、好きな場所に動かせる。LEDライトは10段階の明るさが選べるだけでなく、電球色、蛍光色とその両方の同時発光を切り替えることが可能。USBを電源としているが1,000円の品とは思えないほど明るい。
 LEDライトの寿命は約1万時間と書いてあるが、1,000円なのでその前に壊れそうな気もする。
 通常は自撮り用なのだと思うが、机の照明としても使える。リモート勤務でビデオ会議をするときにたまに使ってみる。

ヘッドフォン

 テレワークは、パソコン内蔵の入出力デバイスに課題があることを明らかにした。家電量販店はWebカメラが品薄になるなど、これまで脚光を浴びなかった周辺機器売り場が活況であるときく。
 これまでもビジネス向けのノートパソコンには、内蔵マイク、スピーカー、Webカメラがあったが、中には性能が低いものもある。内蔵マイクでテレワークをやってしまうと、キーボードの入力音を拾ってしまい、会議を妨害するような雑音を届けてしまうことになる。そもそも、打鍵音の激しい人は事務所でも周りの人にとって迷惑だし、疲れの原因になるのでタイピングを練習した方がいいが、わたしもストレスが溜まっているときは激しい打鍵をしているかもしれないので人のふり見て我が身を正そう。
 そこで、マイクはキーボードから外した方がよい。いろいろ試したがゲーミングヘッドフォンはリモートワークのときの周りの音を遮断しながら、手元のマイクで口元の発声だけを拾うのでよい。電池切れを気にしなくていいのでイヤホンジャックに挿す有線のものにした。ただ、すこしゴツくて、夏は暑苦しいという欠点もある。
 発声が少ないときは、骨伝導イヤホンも併用する。ワイヤレスで、部屋内のちょっとした移動であれば問題ない。会議をしながら冷蔵庫にも気軽に行かれる。耳を直接塞がないので、周りの音も聞こえる。AfterShockzのOpenMoveというイヤホンが1万を切る価格でいい感じだ。マイクが独立しているOpenCommという機種も買い足した。Bluetooth接続は最大2台までしか接続を保存できない。今、手元にはパソコンやスマートフォンの数が多く、仕事とプライベートで使い分けが必要なため、2台目のイヤホンを買った。
 ただし、厳密には周りに音漏れする。そして、周囲があまりにもうるさい場合には耳栓がないと聞こえなくなる。
 カナルイヤホンタイプの安いBluetooth接続イヤホンも買ってみたが、ガイダンスが英語だったり、マイクの性能が悪かったりする。
 ビデオ会議はパソコン内部の処理能力を大きく使うため、電力消費が上がり、排熱も増える。事務用のパソコンはJavaで作った業務アプリケーションやExcelがさくさく動けばよいという発想だったが、今日のように朝から夕方まで動画を扱うような事態は想定外だった。
 すると、内蔵機器が不安定になりがちだ。だから、音声入出力はUSB外付け機器に外だししてしまうのも一番よい。そのため、Web会議用のスピーカーマイクなど、USB接続の機器を使うのもよい。
 パソコンを使うタイプのリモート会議であれば、今は必ずといっていいほどスマートフォンも利用可能だ。スマートフォンはパソコン以上に音声入出力は得意としているので、音声だけスマートフォンを利用する人も少なくない。

回数券

 リモート会議が増えると、通勤機会が減った。ただし、毎日ではないが定期的に訪問する先ができたので、十数年ぶりに近距離のきっぷを購入した。それは普通回数券。
 窓口で買うものだったのが、自動改札になった後ぐらいだっただろうか、自動券売機から十数枚出てくるようになったときにはとても驚いた。そのときは近距離切符の大きさだった。わたしの住む地方において、最近はマルス券と呼ばれる長距離切符と同じサイズのものになったようだ。
 JR東日本は時間帯別料金制度を研究しているようだが、回数券のモバイルSuica内蔵を早く実現してほしい。そもそもSuicaは時代遅れだと思っていて、ICカード乗車券は難しいと思うが、モバイルSuicaであれば都度アプリの中で発券すればいいのでできそうな気がする。

動画サービス (Amazon Prime、ABEMA)

 緊急事態宣言のときは、ちょっと動画鑑賞デビューを果たした。家で映画を見る習慣はなかったがいくつか見てみた。
 暇つぶしにはなったが、ずっと続ける趣味ではないなと思い、やめた。

漫画販売サイト

 動画サービスと同様、中毒性がある。
 中韓系が漫画サイトを運営するとともに、Amazonも同人誌を無料で配り始めた。ただ、Amazonの場合は調子に乗ってダウンロードしまくっていると購買履歴が同人誌だらけになる。PCブラウザでamazon.co.jpにアクセスし、それを非表示にする作業に追われた。

お出かけ関連

結ばない紐靴

 あまり靴紐のある靴は締め付けが強くて好きになれなかったが、足に異常を抱えるようになった。
 靴紐はあるが、結び目がない靴を発見した。これなら紐を結ばなくても履けるし、調節も楽だ。

小型ACアダプター

 USB-C端子でPCに充電するUSB PDアダプター。大容量のものは大きくて重たかったが、小型のものを見つけた。Baseus Japanが販売している中国製であるが、1つのアダプターにUSB-Cの穴が2つ、USB-Aの穴が1つあり、スマートフォン用のアダプターを別に持ち歩かなくてもよさそうである。
www.amazon.co.jp
ここのリンクを貼るためにamazon.co.jpにアクセスしたら、20%引きクーポンを配っていた。悔しい。

Go To トラベル

 とにかくお買い得であった。場所を選べば密ではなく、ホテルを選べば最小限の人にしか会わずに済ますことも可能であった。リフレッシュにはなるし、安全だしで、しかも地域クーポン券が出ればさらにお得という状況は忘れられない。

マスク

 年の前半は品不足。年の後半は一気に店内在庫が回復しつつ、様々なアイデア商品が生まれた。
 マスクをしても単なるおむつにしか過ぎないと思うし、ウィルスの大きさからすれば網戸でほこりをすくうようなものだし、飛沫が直接他人にかかるのを防ぐにはフェイスシールドで十分だとは思うのだが、行政も医療もみんなますくますくますくますくとおっしゃるので、仕方なく。
 ちなみに、コンビニなどで売られているマスクの多くには、感染を完全に防ぐものではないとしっかり書かれている。ネクタイやパンプスにかわる、単なるエチケットでしかない。マスクをしていない人を見てストレスをためている人は、コロナには感染していないかもしれないが、精神が侵されているかもしれない。気の毒である。

英語学習ソフト

 知らぬうちに進化を遂げている。
 クラウドで他人と点数を競ったり、1日1回リマインドしてくれたり、書籍本をダウンロードできたり。
 進捗状況を点数やグラフで可視化することも自動でしてくれる。
 スマートフォンで使える手作りの単語帳を作ることもできるが、お金があれば今の中高生は単語帳を作る必要がなくなった。
 その単語帳を自動で4択にしてくれるので、スマートフォンで入力をするのが必須ではなくなり、テンポよく暗記状態を検証できる。ただし、しっかり記憶を定着させたい場合、はじめから4択を出してしまうと選択肢に頼るようになってしまうのではじめは選択肢を隠しておくこともできる。
 発音の勉強には、Siriで英文を音声入力するとよい。あるいは、発音を評価してくれるアプリケーションもある。
 ただし、便利機能付きのサイトやアプリケーションは、サブスクリプションサービスのため、勉強が終わったら早めに解約したいものだ。
 GoogleもWord Coachという英語学習ツールを無料公開している。スマートフォンからしかアクセスできないらしい。
 書籍についても、音声データをダウンロードできるサイトと提携するなど、デジタルの活用を図りつつある。それでも、本はいらなくなると思う。

Go:Good

 コカ・コーラ自動販売機では甘いものとコーヒーとお茶しか売っていないイメージだった。
c.cocacola.co.jp
「GO:GOOD」シリーズは、スープが飲める。コカ・コーラなのにスープ。わたしの生活圏で一番メジャーなのは海老のビスク。ミネストローネとコーンポタージュと並んで3種類が売られていることもある。和だし味はまだ見たことがない。飲んでみたい。
 

通信関連

ダークファイバー光回線

 フレッツ光コラボ回線を使っていたが脱却した。フレッツテレビの安定性にひかれていたが、フレッツ光を転用して契約したソフトバンク株主優待をやめることになり、割高感を感じていた。いっそのこと、フレッツひかりの固定電話回線もやめて契約をシンプルにした。
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 フレッツ光で5年くらい、コラボ回線で5年くらいお世話になった回線は撤去された。
 後継は携帯回線という選択肢もあったが、近くに建物が立てば環境が悪くなる可能性がある。コロナ禍でテレワークが本格化する前の契約であったが、固定回線にしておいてよかった。フレッツ回線ではなく、ダークファイバーを使用するとのことで近隣の家庭との帯域共有の可能性が少なく、それなりに安定している。家庭用回線なので、そのうちヘビーユーザーが帯域を逼迫する可能性がないわけではない。ただし、フレッツよりは少ない。
 先の投稿に書いた通り、いろいろ大変だったが後、nuroからは領収書コピーをくれれば前契約解除にかかった金額を最大7万円キャッシュバックするという案内があった。契約した事業者をネットで調べると、Googleの広告枠にはしばらく1年間月額980円という広告がばんばん表示される。7万円キャッシュバックの方が契約者に有利であるが、協業する業者による案内を必要とする。

OPPO Reno3 A

 中華スマホは品質が悪いスマートフォンの代名詞であったが、ハイエンドについては高品質低価格のものが出てきている。先駆者のファーウェイはアメリカから排斥されたが、日本のスマートフォンは中国台湾頼りになっている。iPhoneでさえも中国で作っている。シャープも台湾資本になってしまった。
 Androidに独自のOSをかぶせるという手法が何の企みなのかわかっていないが、一般の人が使うには特に支障ない。詳細は別の投稿を参照。
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 その後、この機種は複数の通信会社で公式端末として出るようになり、Android端末の中では2020年よく売れた1台となったようだ。

楽天モバイル

 通信回線と言えば、携帯電話回線も楽天モバイルを試行し始めた。
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それなりに快適に使用させてもらっている。
 非常事態宣言が解除され、都市に人出が戻ってくると、昼間はMVNOのような混雑が若干感じられるようになってきた。都心ではかなり楽天の電波が届くようになってきたが、それは屋外の話であり、地下街や地下鉄はau頼みである。
 それでも、例えばJRに乗車中であれば楽天エリアでも、楽天エリアでありながらauしかつかめないエリアでも、YouTubeのような動画サービスはストレスなく視聴可能である。
 ただ、だんだんMVNOのようなパケ詰まりに悩まされつつある。そして、スマートフォンが最もつながっていてほしい場面が電話やモバイル通信ではなく、QRコード決済時に変わりつつある。ところがその瞬間がつながらない。レジでQRコードやポイントカードの画面が現れず、いらいらする。レジが建物の奥にあるとかなりつらい。OPPO Reno3 AはデュアルSIM対応なので、買い物の時はワイモバイルに回線を切り替えるようになりつつある。
 ドコモやソフトバンクが新プランを出してきたので、来年は変えるかもしれない。