火災保険の長期契約停止へ

2014年09月14日共同通信
長期契約が難しくなった理由として、保険商品の長期間にわたる収支予測が難しくなったことが挙げられている。火災保険の主軸は火災リスクであったはずで、水害や土砂崩れの類はオプションである。オプションに左右されてしまった商品とはいかがなものか。火災保険が複雑になったのがいけないのであって、引き続き火災リスクだけは長期引き受ける会社があれば立派だと思う。
地震保険を単独で引き受ける損害保険会社がほとんどないのも含め、建物に対する保険が、火災とその他の災害がどんぶり勘定になっていることに怪しさを感じる。そのうち、リスク細分化保険を始める会社が出てくるだろう。期待する。