都知事選挙

舛添要一候補が当選。ますぞえさんは厚生労働大臣まで勤めたのに相変わらずコンピューターの漢字仮名変換では正しく扱ってもらえない。報道現場では気をつけたと思うが、ブログサイトでは間違いの方が多く感じるような有様だった。首相に就任して護煕が変換候補に入るようになったのと同様、首長に就任することで変換候補上位に入れてもらえるようになると思う。
MXテレビの特別番組では、公明党支持者が浮気せずに舛添さんに投票したことで、公明党の発言力が増したと評価しているようだった。今後の都知事候補が政策よりも公明党の支持(指示?)を優先するようになったら公明党にとっても不幸なことだと思う。
一方、後出しじゃんけんが有効とされてきたジンクスを細川さんが破ってくれたことはとても貴重なことであった。当選者の得票が次点者の2倍を超えたことは脱原発で統一候補を立てても無駄だったということを示唆するものである。一本化したらもっと投票率が上がるという見方もできるが、舛添さんの当選が危ないと思ったら舛添さんに投票する人も増えたと思うので関係ないと思う。今後、統一候補を模索する動きは各種選挙で目立たなくなり、一強多弱の情勢は固定化されると思う。
世論調査の結果が報道されるとき「当票先を決めていない有権者が多くいるため、今後の情勢は流動的」という言葉が添えられるが、当選確実の打つ速さを考えると本音では誰もそんなことを思っていないことがわかる。