民主党代表選―拙速は禍根を残す

2011年8月19日朝日新聞社説。
菅さんさえ変えればいいとは思わないが、世間的にはそういうことになっているのかと思っていた。ところが朝日新聞はそうでもないらしい。
菅政権が少し延命してもいいから、党内議論を有権者に聞かせろと説いている。
確かに、次が10年続く本格政権になるのであれば慎重に決めるべきだが、菅さんが「退陣確実な情勢で無理矢理居座っても半年持たない」ということを証明してしまった。野田財務大臣A級戦犯発言のように、誰がなっても地雷をごろごろまかれる。
そんな情勢でゆっくりやると何がいいのだろうかと思っていたところ、その日のライブドア「BLOGOS」で揶揄されていた。

多数派工作が終わってしまえば世論がどう動いても投票結果を左右するようなことはない態様のものだ。

その通りだと思う。
社説では

政治家としての力量も、政治理念ややりとげたい政策も、ほとんど知られていない。

だから、自分たちは新聞社なのだから、消費税・大連立一辺倒ではなく、知らしめる努力をしたらどうか。