駅員の笛

駅のホームで次の電車に乗るために並んでいたら、ホーム整理の駅員がわたしの方を向いておもいっきり笛をふいた。やかましい。駆け込み乗車をする人に向かって吹いたらよい。
別の駅員は「発車のベルが鳴り終わるとドアが閉まります」とアナウンスしているが、

無駄だ。

ホーム整理の駅員が立っているとき、笛が鳴って、確認完了の合図が車掌に送られるまでドア締め操作が行われないことを駆け込み乗車する人は知っているからだ。
発車サイン音とアナウンスは公認の騒音に過ぎない。
笛は駅員が立っていることを車掌にアピールする役割があり、うるさいからやめればいいというわけにはいかない。
東京メトロは 整理の確認をシステム化。以前は手提げのライトを使っていたが、今は柱のボタンを押すと天井に設置されたライトが光る。確認してから柱に行くまで少し時間ロスがあり、もったいないなと思う。朝ラッシュ遅延のボトルネックになっている東西線茅場町駅では乗降催促と駆け込み乗車防止を狙って、発車サイン音が鳴りやんだらすぐドアを閉める方式を採用していたが、やめてしまった。乗客をせかすよりも階段を増やしてホームをの人はけを良くした方がいいというこたになったらしい。駅改良には時間がかかるので、すぐにできる対策として、いくつかの駅で整理員を多数配置してピンポイントで呼びかけるようにしている。発車サイン音もアナウンスも、発車遅延を起こしている犯人には聞こえていない。近くで直接呼びかけたほうがよいと思う。