レベル7騒動

2011年4月11日放映のTV タックルで、日本政府の信頼性について議論。

  • 政府の安全デマは信用できないから外国にコメントしてもらうべきではないか。
  • 日本人の力で信頼回復するしかない。諸外国に信用してもらうには自ら悪い情報を出すことだ。

意見は分かれた。
きょう13日になって、両方起こった。
日本政府がレベル7を発表し、7の状態に変わったわけではなくこれまでと変わらないが現状を再認定するものだとした。悪く言えば状況は今も昔も安全だとする安全デマだが、かつては4と言っていたのだからこれまでの発表を訂正したともいえる。
ネットではいよいよチェルノブイリか、という声が広まったように見えたが、フランスの研究所がチェルノブイリ級であることは否定し、さらにIAEA もコメントを出した。ロシアは6にも達していないという。いずれも規模が違うという趣旨で、漏れた放射能がわずか10倍しか変わらないから人工放射線0の状態に比べればチェルノブイリも福島も紙一重と思うが、重要なのは諸外国が日本をかばうコメントをしてくれたことだ。
日本が言わせたのなら根回しした人はすごいし、根回しではなく原発推進の立場から独自の擁護をしたのかもしれない。そうだとしてもなくても、日本に関するコメントをしてくれたのは大変ありがたいことである。日本政府のさらなる信頼低下は歯止めがかかったと思われるが二番底にならないように早く信頼回復に向かってほしい。
ただ、

日本が外国にかばってもらわなければならない国になったのは残念である。