水道水にて放射性物質検出

断片的なデータで「ただちに」「ただちに」が連発されているが、多角的にデータを分析してもらわないと不安が増幅するだけだ。
東京都水道局と千葉県水道局とで検出値に大きな差がある。2011年3月24日のTBSひるおび!では、東京都の値が降雨後、千葉県の値が降雨前だと言っていて、原因は雨だと言っているが、新聞記事だけで断定している。千葉県水道局では22日のデータも23日に出していて、基準以下だ。新たな放射性物質発出がすでになく、雨だけが原因であるかのような報道はデマである。
ひとつの検出結果だけを見て、あたかも全体がそうであるかのような発表を政府がしているし、報道もそれに従っている。緊急のことなので第一報はそれで仕方がないが、継続的にモニタリングしていくことが必要なのではないか。
(追記)23日のデータでは千葉県の数字も基準を超えた。ただ、ひるおぴ!が引用した新聞記事は東京都が22日、千葉県が21日になっていたので、東京の22日と千葉の22日は明らかに大きな差がある。