死蔵カード

タンス預金、換金されない宝くじ、使われない買い物ポイントカード、死蔵切手に死蔵テレホンカード。そして、利用されない電子マネー。現金や宝くじは少し性格が異なるが、企業が独自に発行するカードや電子マネーについては、前受金*1や未払金*2の一部が少しずつ使われないでたまってしまう。発行企業がいいと思っているのか悪いと思っているのかわからないが、制度をやめるか会社がなくなるかしないとなくならない。
会計上は負債になるので解消させたいと思っている企業もある。量販店ではいきなりポイント制度を変えたりやめたりすることがある。電子マネーもいくつかは世の中から姿を消した。
これまでは紙だったり磁気カード、プラスチックカードだったりした。今時の電子マネーICカードに収められることがある。きちんと回収ルートに乗せてあげないと資源がもったいない。
NTTはテレホンカードで電話料金を払えるようにした。磁気カードやICカードを導入する企業は、死蔵カードを回収させるような仕組みを作る必要がある。

*1:プリペイドの場合

*2:買い物ポイントの場合