1月31日16時33分 時事通信配信
過去の市町村合併が「(文化など)いいものを壊したということはあり得る」との認識を示した上で、「(現在の)1800の市町村を大事にしたい」と述べた。
過去どういうことがあったのかという論評は大臣の仕事ではない。さて、今後はどうするのか。「大事にして何もしない」というのは政策ではない。今後の合併を認めないというのか。そうでなければ何を意図するメッセージなのか。市区町村とは別の道州制に議論はどうなっているのか。玉虫色のコメントはやめてほしい。法務大臣時代の死刑執行から始まり、かんぽの宿もそうだが、
- 既存路線を修正するのは(いい意味で)お上手
- 新たなレールを敷くのは苦手
というように見える。