記憶媒体

 USBメモリーだけかと思っていたらSDカードもずいぶん値段が下がった。有名メーカー製だと1GB 1万円超のままだが、安いものは3,000円台*1からあるというから驚きだ。
ギガ単位となってくると、たとえば数年前の使い方なら、パソコンのMy Documentsフォルダ(個人文書格納領域)が余裕で持ち歩ける大きさだった。ドメインの異なるPC間でデータ共有を行うため、外付けハードディスクを持ち歩いていた*2時代が懐かしく感じる。しかし、今はデジタルカメラや携帯電話で動画撮影もがんがんできるから、いくらあっても余らないという状況である。
 果たして、今だとどのくらいを買うといいのだろう。
 数年経っても使える大きさを選ぶなら、ちょっと大きめを買うのが一般的だ。ただ、その媒体が短命に終わった場合、高い値段を出して買った物を持てあまして複雑な気分にさせられることがある。
 5インチのハードディスクは小さい容量のディスクを山ほど買い換えてしまったし、100MB Zipドライブは時代を先取りしすぎて、容量を使い切らずに終わってしまった。

*1:ただし、高速読み書きができるものはもう少し高め

*2:ケーブルでつながっているだけだから、うっかり机から落として肝を冷やしたりもした