ハードディスクのデータが破損すると、PCが正常に起動しなくなることがあります。OSを起動させるために必要な命令はハードディスクに入っていますが、そのデータが何らの理由で正常ではないときは、別の媒体から命令を送ってあげなければなりません。
ノートPCは、フロッピー・ディスクやCD-ROMドライブを内蔵していないことがあります。そういう場合は、外付け機器から起動可能(ブータブル)にする必要があります。
バックアップに関心があったので、PCベンダーのサイトからそれができるソフトをダウンロードしてみました。ソフトウェアは無料でした。
インストールは何ら問題ありませんでした。ところが機能を実行しても何も現れないからおかしいな、と思っていましたら、ウィーンウィン激しい音がしたのでふと気づいたらハードディスクのアクセスランプが煌々と輝いていました。
なんと、つないでいなかったはずの外付けハードディスクが、なぜかつながっているではありませんか。
大事なデータが入っていたのに、ファイルどころかドライブ区画(パーティション)がすべて消去されていました。ただいま、80GBの外付けディスクのデータ復元を試みています。確実に復元できるかどうかはわからないのに、専門ソフトを買いました。これでファイルを取り戻すことができなかったら1万円は無駄遣いです*1。復元ソフトのウィンドウには、ファイル検出作業の残り時間は
24時間半
と出ています。USB2.0*2で接続しているのに、復元作業中のアクセス・ランプは全然、色が変わりません。とてーも、ゆっくりです*3。
ただほど高いものはありません。
・・・だんだん怒りがこみ上げてきた。
初期化するなら、2、3回くらい確認画面を出せ!