大は小を兼ねる

 スーパーで「スパゲッティーを電子レンジでゆでる容器」と「素麺を電子レンジでゆでる容器」とが並んで売られていました。前者はインスタント焼きそばの容器についているような湯切り穴がついています。後者は、ふたを閉めれば水道の蛇口から水を勢いよく注いでも麺があふれないような構造になっています。スパゲッティーの湯切りもできそうかなと考えましたが、調理前、棒状のパスタを折らずに入れるにはわずかに寸法が足りないようです。
 ちょっと変わった形をしていますが、冷静に考えればただの縦長の耐熱タッパです。でもアイデア商品だからか値段は高めです。試してみたくなりましたが、両方買うのはかさばります。
 スパゲッティー用を買って素麺を調理してみることにしました。水と乾麺を入れてレンジへ入れましたが、ふと疑問がわきました。

何分温めればいいんだろう?

説明書きにはスパゲッティーのゆで時間しか書いてありません*1。お店で素麺のゆで時間も見たかもしれませんが、覚えていません。
 当てずっぽうでセットしたら、ちょうどいい加減にできましたが、次は細い湯切り穴でどうやって麺を冷やすかが問題になりました。店でできそうかなと考えたのはあさはかでした。水を入れるとすぐに穴がつまってしまいます。スパゲッティーの麺は素麺より太いのですが、穴の数が少なすぎます。一所懸命考えましたが、ふと見るとざるを発見。

鍋でゆでるときと同じように、ざるで冷やせばいいんだね。

*1:当然だ