マイナンバーカード申請:証明用写真機を使う

こどものマイナンバーカードの更新。

スマートフォンでやる人が多いみたいだが、本人が納得する写真を撮ろうと考え、未成年の人と後見代理人*1を証明写真の機械に連れて行ってみた。

 

持ち物は千円程度*2のお金と、国から送られてきた「個人番号カード交付申請書」だ。

ただ、こどもの場合は写真機のブースに備え付けの椅子が低すぎて座高の調整が必要。低学年の子どもだったら座らずに立って撮影してもいいかもしれないが、立ったら高すぎて座ったら低すぎる場合はクッションなどを持っていくと良い。

この機械は身分証明の写真が必要な人向けだから未就学児や小学生のことを考えていない。ただ世の中には大人でも低身長の人がいるから、もう少し設置されている椅子の高さをさらに高くできるようにすべきではないのか。

 

さて、使ったのはドラッグストアの店頭に置いてあった、DNP系列の機械。

マイナンバー制度でおなじみのうさぎさんのイラストで、申請に対応していることを確認。新規申請だけでなく更新でも利用できる。

 

マイナンバーカードの場合は出てくる写真を切って申請用紙に貼る必要はなく、デジタルでそのまま申請手続きまでやってくれる。

ただ、印画紙で確認証(控え)を出してくれるから、それでマイナンバーカードの券面に印刷される実寸大の写真イメージを紙で確認することができる。

 

証明書の写真は顔の大きさを自撮りするのが難しいと思う。

今回の機械は、頭の上端と顎の位置、左右の中心位置(鼻の真ん中)の位置を指定すれば勝手に調整してくれる。

AIで自動調整してくれそうなものだが、頭の上端はヘアスタイルが頭でモリモリになっている場合があったり、顎の位置は首との境目が画像で判定しにくかったりするので、手で調整できたほうがいいかもしれない。

 

気になったのはひとつだけ。

15歳未満の場合は署名用の電子証明書を申請できないはずだ。

しかし、申請項目の中で(申請する)(申請しない)の選択肢が「申請する」固定になってしまい、手動で申請しないに変えても勝手に戻されてしまうのが気になったが、希望したところで発行してもらえないことには変わりないから、気にしないで手続きすることにした。

*1:機械の画面に出る規約を読んで同意するだけしかすることはなく、代理人がいるかをチェックされることはない。画面の表示を理解できるなら中学生ひとりでも申請が可能

*2:写真1枚撮るのに金額が4桁になっている。インフレだなあ