駅ナンバリングの採用拡大

半蔵門線共同駅の話をしたので、関連話題として駅ナンバリングについて。
半蔵門線駅構内において、東急と東武駅ナンバリング表示を始めた。押上駅を押上<スカイツリー前>駅にしたから、看板を取り換える予算が下りたのだろう。
最初に始めた地下鉄はアルファベット1文字+駅番号。後発の私鉄は路線略称が2文字。2012年2月に開始した東急は線名から2文字採ることにした。東武とうきょうスカイツリー駅開業に合わせて2012年3月17日に開始。社名略称のTと路線名1文字の組み合わせ。路線によってアルファベットを変えないと駅番号が3桁になってしまう。東横線のTYにはかぶらなかったので問題なかったが、今後Yで始まる路線名は採用しにくい。西武も同じ社名+路線名。
日本語略称はカ・サ・タ行や、アイウエオから順に先に使われてしまう。そのうち、遠くの県にある駅とかぶったり、アルファベットが3文字になったりするのだろうか。
京成は社名2文字KSだけを使用。今後路線名が変更されたとしても他社とかぶる心配はないが隣の駅の番号がとても離れていたりして、路線図の中から番号を見つけにくいことがある。私鉄の中では先発の京急も同じ方式。都営浅草線はAで、両端はKだらけ。よく考えてみたら東京都も京浜急行京成電鉄もすべて京が入っている。
共同駅のルールは会社によって異なる。京急線泉岳寺駅は都営浅草線がA07を付与済だったので自社番号はつけていない。ただし北から順番につけると泉岳寺が1で、ターミナルである品川が2になってしまうことを考えると、品川が1の方がしっくりくる。東武押上駅は、半蔵門線の駅番号と併記にしている。とうきょうスカイツリー駅曳舟駅が連番ではなくなってしまっている。田園都市線渋谷駅も半蔵門線と併記である。