カーナビ

DVD2枚組

カーナビはPioneerの楽ナビを使っているが、高級モデルのサイバーナビとの差を普段感じることはなかった。
バージョンアップはHDD取り出しではなく、DVDを送ってくれるという。昔に比べれば便利になったものだと思っていた。
でも、所要時間が150分だという。CD 1倍速にあたる76分より長いというのは昔のCD-R制作を彷彿とさせる*1
途中でエンジンを切っても途中から再開されるというが、それにしたって長すぎる。
遠出するときにやるのがいいかとも思ったが、遠出のときこそカーナビが必要なのである。
ハードディスクの値段は安くなっているのだから、実効使用率50%にしておいて、DVDの中身をいったんHDDに全部書き出してからバージョンアップする仕組みにしてほしい。
ウィルコム通信モジュールも買ったが、データのダウンロード、アップロードに使えない。
HDDを取り出して自宅で使えるサイバーナビの方が便利である。ただ、サイバーナビは高い。そのうち、スマートフォンにとって代わられるのではないかと危惧している。

カーナビのコスト

8年前のハードディスクモデルは、定価で30万円。アナログテレビアンテナ等のオプションを買い、取り付け工賃を払うと40万円した。地図のバージョンアップは今年が最後となるそうだ。10年目まで粘って使うとして1年あたり4万円である。
地図のバージョンアップはハードディスクを取り出して宅配便で送るなどの手間がかかり、1回2万円。2年に1回にするとして年間1万円。
休日だけ乗るとしたら1年あたり4+1=5万円は高いな、という印象である。高性能パソコンよりは安いかもしれない。
ハードディスクは10年間揺らされながら使っていて壊れないかどうか、また車自体を買い換えないかも考慮しなければならない。5年で買い換えなら年間9万円である。
さて、今では3万円からある。8年前のハードディスクモデルと同等性能が必要でもオプション、工賃含めて15万円もあれば十分である。3年間は地図バージョンアップも付いてくるので、5年買い換えだとしても1年あたりで4万円程度で8年前の半額以下である。

*1:1倍速のCD-Rライターで76分の容量をすべて使い切ることはまれだが、書き込んだデータを検証するモードにすると全体で書き込み時間の2倍程度かかる