水素自動車

2009年1月29日の報道ステーションは水素自動車を特集。
古館さんは、ガソリン車はCO2、水素自動車はH2Oという単純な図式を持ち出して「またか」と思った。走行時に車から出る物質だけ注目しても環境問題の解決にはならない。水素自動車がCO2を出さないなんて誤りだ。もっとも、CO2はたいした問題ではないと思うが...
続いてビデオが流された。ビデオの中で自動車メーカーの担当者は「もう、CO2が問題ではない」とし、ガソリン枯渇に備えてあらゆるエネルギーの可能性を検討する必要があることを話していた。すばらしい。CO2だの温暖化だのとマスコミやえせエコに迎合しない姿勢がすばらしい。今、地球に起こっている問題は、次の3つだ。

ビデオが終わって、一色さんも、水素を生産するにもエネルギーが必要ということをきちんと指摘。その通りだ。さすが経済部出身。実験室で電気分解するのとは違う。水素を大量生産して圧縮しなければならないのだ。
古館さんはともかく、報道ステーションにしては実によくできた特集だった。