立っていても安全?

立って乗っても大丈夫ということは誰が決めたのでしょうか。通勤電車でも、毎時数十キロ、あるいは百キロ以上出るものもあるわけで、同じ速度のバスだったら「シートベルトをお締め下さい」と言われてしまうわけです。そういえば、飛行機は数百キロ出ているけれど、立って大丈夫ということになっていますね。トイレの前は行列ができていたりしますしね。この前、飛行機に乗ったらトイレの近くだったんです。席で脱いでいた靴を中途半端にはいて、トイレの前の行列でトントントントン床を蹴っている人がいました。

うるさい

・・・話がそれました。自動車は、他の高速輸送機関より事故発生件数が多いかもしれない。ただ、他が立っていてもいいという根拠になるほど少ないわけではないし、どこに線引きがあるのでしょうかね。
ひとつ言えるのは、立っていてもいい乗り物は、どちらかと言えば車内に閉塞感がないです。路線バスと似たような車内空間をもつ路面電車が80kmで走り出したら「危ない」ということになるでしょうね(無理ですけど)。
立っても大丈夫な乗り物には、立ち席がある乗り物とない乗り物があります。特急電車には立席特急券という切符がありますが、旅客機には立席航空券はありません。立席が認められると「立っていても大丈夫なのだから」ということでしょうか、シートベルトが座席にありません。しかし、300km/hで走る新幹線には本当にシートベルトは不要なのでしょうか。設置事例もなく、重大事故もないということで誰も考えません。