拷問いす

 このブログでは3回目*1になる拷問いすについて。先日、拷問いすにぶちあたってしまったので少しでもましな座り方を研究してみることにした*2
 拷問いすは、電車内の混雑を和らげるため、座席を得られた人に行儀良くすることを要求する。座ったときに足を投げ出すことを自然にやめさせることを期待して設計している。だから、浅く腰掛けると座面に固い部分が来るようになっていて、別にとげが生えているわけではないのに尻が痛くなり、数分だけでも耐えられない。
 そこで、深く腰掛けてみる。若干固さが和らぐところに尻の位置が移動して、痛さからはとりあえず解放される。そして、確かに自然と足がひっこむ。そして、ひざの近くがいすの座面から浮く形になる。
 ところが、この姿勢はももの上に重い荷物を載せて座っている人には酷だ。荷物の重みがずっしり足にくるのは普通のいすと変わらないが、その重みを完全に座面で吸収することができず、自分の足が板挟みになる。
 解決策は、足を思いっきり伸ばすか、座面の下にもぐりこませるしかない。まあ、あくまでわたしの体格の場合なので独断たっぷりだが。いずれも不自然なので、荷物をどうにかしたい。貴重品を網棚に載せて座るのは盗難に遭うのでよくない。床に置こうという結論になる。
 結局、自分の足の前は荷物が占拠。足を投げ出しているのとあまり状態は変わらない。そして、固い。

*1:8月2日など

*2:座り心地が悪くても座ろうとするわたし