都道413号(井の頭*1通り)を吉祥寺から渋谷方面に向かうと、途中で甲州街道と交差します。その松原交差点で左折可の灯火を発見しました。進行方向に向いて左から右に行く道路(甲州街道下り側道)を青にして、右から左に行く道路(甲州街道上り側道)を赤にしていました。
左折は新宿方面なので、甲州街道の八王子方面から来た車を待たせてでもさばいた方がよいということのようです。ちなみに立体交差なので、甲州街道を直進する車は信号なしです。
先日は左折専用レーンは名古屋ルールだというようなことを書きましたが、都内にも意外とあります*2。
この交差点で信号待ちをしていたら、左折レーンに大きな高級車が止まっていました。「変なところに止まるなあ」と思っていたところ、車からバカップルが出てきてコンビニに行こうとしているではありませんか。中心部に向かう車をさばくためのレーンなのです。なぜよりによってそんなところに駐車するの?? そこは駐停車禁止!
直進してさらに渋谷方面に向かうと、環七通りと交差します。その大原二丁目交差点で、ずっと待っても信号待ちの車が動かなかったのです。大型車がいたので前の様子はよくわからなかったのですが、赤信号から漏れてくる光が見えました。
ずっと赤信号だったので先頭の車は止まっていたようですが、かなり待って自分が交差点に進入する番になったら、しっかり矢印が出ていました。十字路で
直進、左折、及び右折可
の赤信号。たぶん、矢印の意味が理解できないドライバーが、立ち往生していたのでしょう。交差点から先はどの方向も渋滞していませんでした。
都心をとりまく環状7号線(環七通り)の内側と外側とでは、交通規制に違いがあります。土曜の夜は都心方面に大型車が一切入れないことが有名です。テレビでやっていましたが、災害時は環七の中を通行させるかどうかという観点で灯火要領が変わるらしく、平時は青信号と同じ意味なのにわざわざ赤+3方向の矢印信号を設置しているようです。そのときのテレビでは「矢印信号が設置されているのに、灯火されないようだ。通常、矢印信号があったら黄色灯火の後は赤色灯火+右折可になると想像してしまうのではないか。紛らわしい」という指摘をしていたので「青+矢印信号不使用」から改善したということのようです。
だからって、直進、左折、及び右折可というのもいかがなものか。 やっぱり普通の青信号でいいじゃん。