アテネ柔道総括

 劣勢の試合、残り時間の少ない試合をいくつか制したのはこれまでの日本柔道らしからぬ成果です。観戦してても快感でした。そして、試合への集中力に感動を覚えました。
 2連覇3連覇については、メダリストはもともと強いし、優勝候補のふたりが優勝するのは当然なのです。野村や谷がほめられるべきは、精神力、実行力などとの調和がとれているところです。
 ところで、かつての体操やノルディック・スキーのように、日本対策のルール改定が行われるのではないかと不安です。もう、すでに北京に向けた戦いは始まっています。試合もそうですが、偉い方たちは政治でもがんばってください。
 たぶん、わたしを含めた一般人は熱しやすく冷めやすい。だからこの後、3年10箇月くらい忘れるのですけど、忘れる前に言っておきます。

次も楽しみにしています。