住信SBIネット銀行は、スマホアプリで預金を出し入れする場合に全面無料とし、キャッシュカードは全面有料化に踏み切るという。
これまでは、無店舗型銀行でありながら、一定の残高などがあれば全国どこでも一定回数無料にするというやり方だった。
全国を網羅するために、郵便局、イオン、ファミリーマートも提携先に含めていた。しかし、これらはスマホアプリに対応しない。
そこでネット銀行としてこれらを切ることにした。
そして、スマホアプリについてこない預金者も優遇対象から外すことにした。
スマホアプリに対応するのはセブン-イレブンとローソン。まあ、それだけでも十分と言えるかもしれない。
何でも取り込む姿勢から、取り込む相手を選ぶようになった。相手には新しい技術への対応を求める。
まず金融サービス側。イオン銀行ATMはポイントサービスや優待券の発行など、イオングループ各社が提供する機能を取り込んでいるから独自の発達をしていくのだろうが、ゆうちょ銀行とイーネットほ独自路線でやる意味がないのではないか。はやくセブン銀行かローソン銀行と組んだほうがいい。
ゆうちょ銀行ATMとイーネットATMを抱えるファミリーマートもいっしょに考えるべきである。
そして個人。マイナンバーカード反対、通帳をなくすな、ネット申し込みはわからない、ネットにつながるのはこわい。そういう人たちは住みにくくなっていく。少なくても優遇はしてもらえなくなる。