マイナちゃん

マイナンバーのマスコットであるマイナちゃん。
耳や目の形は個人番号(マイナンバー)が11桁であることを表しているのかと思っていたが実は12桁だった。

実質は11桁

マイナンバーの右端の数字は検査用数字とされているので、例えばxxxxxxxxxxx1番とxxxxxxxxxxx2番を違う人に割り当てることはない。xxxxxxxxxxxの値を計算すると最後の数字は自動で決まってしまう。
現在は1億人余りの人口があり、最も短く済ませようとすれば9桁あれば十分なわけだが、現在使われている11桁の住民票コードからマイナンバーを割り出すため、マイナンバーも11桁になる。
検査用数字は、本来のマイナンバー保有者が12桁を正しく記入できなかったとき、いたずらをする者が適当にマイナンバーをでっち上げようとしたとき、窓口の人が「もう一度お確かめください」ということはできるが、四則計算ができれば割り出せる値なので、犯罪者が11桁部分と検査用数字の整合性をそろえて番号を偽ることはできる。もっとも、犯罪者ならば本物の12桁を誰かから聞き出すか、住民票を発行する人を取り込んで架空の住民票コードを作り、マイナンバーを得ようとするだろう。内閣府は安心・安全を謳っているのだから犯罪の発生を防止してもらいたい。

住民票コードは実質10桁

住民票コードも実は10桁+検査用数字1桁から構成されている。住民票コードからマイナンバーを生成するとき、住民票コードの検査用数字を省いて変換するのか、それともそのまま11桁を変換するのかはわたしはよくわかっていない。