朝日新聞

新型ロケットのイプシロン打ち上げに対しても、軍事転用への懸念を示しているという朝日新聞
どこの国の報道機関なのだろうか。中韓に傾倒するその姿勢に対し、赤旗よりも左寄りで、中国共産党の機関紙に違いないという批判は以前からあるが、わたしはどうやったら彼らを理解できるか考えた。
大手新聞社は、第二次大戦時に軍部に傾倒していたにもかかわらず、戦後はアメリカ占領とともに大きく論調を変更し、占領軍による報道解体を避けることに成功した。今後、日本がアメリカ以外のどこかに占領された場合、「私たちは親米親体制の世論からは一歩引いて中立を保ってきた」と言うための作戦なのだと思う。アメリカは共産勢力は嫌いつつも天皇制をはじめとする既存体制をうまく利用した。でも今度同じことがあったら、そのときの占領側、新政権側は粛正に励むに違いない。そんなとき、報道として生き残らなければならないと考えているのかもしれない。
というわけで、彼らは日本国民の世論誘導を謀っているのではなく、自己防衛をしているだけなのではないかというのがわたしの仮説である。彼らがいかに反日であろうと、わたしたちは彼らの主張にいちいち目くじらを立てるのではなく、図書館の閉架書庫にでも積んでおいて、万が一日本の体制が急変したときに利用させてもらえばよい。その時の保険である。
占領体制や革命体制に対して、朝日新聞を使って言い訳をしなければならなくなるような事態は、避けなくてはならないだろう。