上げたままのダンプカー荷台、歩道橋に衝突

2011年8月17日 読売新聞
ダンプカーには安全装置がないのか。乗用車で運転席のシートベルトを締めないでいると、走行しているなくてもかなり警報音がうるさい。30km/hを超えたら警報音を出すようなものがあるのかと思っていた。
歩道橋は安くはないだろうな。保険会社が弁償するのかな。また造り直すのかな。

歩道橋を歩いていた人はおらず、運転手にもけがはなかった。

それはよかった。でも、記者よ、「おらず」はいただけない。
「をる(居る)」は文語。または方言。あるいは補助動詞として「おります」の用法で謙譲表現。ここではどれもおかしい。短縮形として新聞では慣用的に使われるようだが、そうだとしても動詞「居る」の置き換えで使うことはない。簡潔に書きたいなら「歩道橋は無人で、運転手にもけがはなかった」でよい。