とりあえず思ったことを記録しておく。
- SoftBankは長時間にわたってメール困難。Yahoo!路線情報以外は来なかった。しかも15時すぎのメールが17時に来たり、20時のメールが0時に来たりしたので情報が古く*1トラフィックを増やすだけで全く意味がない。Yahoo!は今回のような事態ではメール送信を止めるべきだ。
- 路線情報の「振替輸送を行っています」というのはおかしい。全線止まっているのに振替輸送なのか。たぶん、送信システムが定型文だったのだろうということにしておく。振替輸送を申し出る条件が整っているというだけで、実際に振替輸送を行っているかどうかは確認せずに表示しているようだ。*2
- スマートフォンには「アクセス制限が変更されました」という通知がひっきりなしに画面に現れるが、電話がかけられないことはわかっているから繰り返し言われるたびに頭に来た。
- テレビでアナウンサーがスタジオでヘルメットをかぶっていたのが少し滑稽だった。スタジオが危険なのかと思いきや、アナウンサー以外はかぶっていない局もある。
- 保険が売れるのかな、と思った。
- 円が売られるのかなと思ったが、実際は現地時間11日のニューヨーク市場では円高だった。
- 東京メトロは終夜運転を決めたのは偉い。JRは情けない。直通運転が複雑すぎて、特別ダイヤが組めないのだろう。
- 夜、全面通行止めの首都高を見たら不気味だった。一般道の車が身動きとれない状態なのでなんとかならないもんかと思ったが、高架が多く仕方がないかもしれない。ただ、夜を徹して路面点検しているという感じでもない。
- 水道管があちこちで漏水を起こしている。東京の水道はかなり老朽化している。
- 大きな揺れよりも、ビルから落ちたコンクリートの破片の方が身の毛がよだつ思いだった。
- 枝野官房長官が帰宅困難に言及したのはよいことだ。
- コンビニではおにぎりやパンが売り切れだったが、地下鉄駅のパン屋では割引のセット販売のパンがさらに3割引で売られていた。帰宅待機者が多い場所を除いては、食糧は以外と豊富だった。
- 一方、従業員を帰宅させなければならないと判断したと思われる店はさっさと店を臨時休業にしていた。その点、深夜営業を続けていたコンビニの店員は偉い。もともと夜勤なのかもしれないが。
- 災害時、メールは手動受信が必要だ。同じ機種を持つ人がそばで受信できていたのに、自分はちっとも受信できていなかったので聞いてみたら手動操作すれば受信できるとのこと。
- 携帯電話は壊滅的で、テレビのありがたさがわかった。昔はラジオ、今はワンセグである。
- テレビは、災害時も横並びで政府発表、緊急の津波情報、過去の事故情報、将来の交通情報及び天気予報をごちゃまぜに報じている。
東京は局数がたくさんあるのだから、分担してほしい。
津波情報だけは全局でやる。火災映像を複数の局で同時に流す必要は全くない。今とこれからの情報を緊急に必要としている人がいることを考えれば、不要不急の情報だ。1局で十分である。不公平だというなら1時間ずつ輪番にすればよい。これを書いた後で、NHK教育が安否情報を流しているのを知った。すばらしい。単一情報に絞る。
ー キャスターの隣で解説をする人も不要だ。その場で適当にコメントしている。確実な情報だけを報じてほしい。
- 金曜午後だったので、ビジネスへの影響は最小限に防げたように思える。帰宅困難者が出たが翌日は休める人が多い。
- 新橋は気温が下がり、道路は渋滞と悲愴的に報道していたが、わたしが見た範囲では、繁華街では普通に宴会も行われていたし、歩行者は淡々と歩いていた。
- 東京では電気・水道がほとんど大丈夫だった。優秀である。
- ネットで見ていて、ガスの復旧方法を呼びかける人と、すぐのガス使用を控える人とがいた。自分は急いでガスを使わなければならない立場になかったが、いつ復旧させるべきなのか判断が難しいものだと思った。
- 鉄道の運行情報サイトが全く役に立たない。JR東日本のようにトップページは動的な情報をなくしたシンプルな画面ひとつにしてほしい。重たくて見られない。路線名+「情報あり」と載せるサイトも重たくてたまらない。各路線が止まっているのか動いているのかが2クリック以内でわかるようにしてほしい。画像も見られる時代だから、テキストだけのページだったら今はいくらでも携帯端末で取り込める。携帯サイトはトップがJR、私鉄・地下鉄、その他へのリンク。リンク先が路線名+5文字以内の概況 くらいにする。
- 005SHは、ワンセグデータ放送も使いづらい。放送電波で来るので災害時はSoftBank回線より受信安定性が高いが、ほとんど使えない。行きたいページに遷移できない。005SH、だめ機種だ。
- 政治はどうするのか。来年度予算はとりあえず原案のまま可決して、今日から補正予算の審議に入ってほしい。
- ドコモの緊急地震速報は、わたしのいた場所では届かなかった気がする。NHKは届いていたようだ。
- 東京ではインターネットは丈夫だった。
- 警視庁の警官は街中や駅に出て対応していた。一方某県警は交番あたりでたむろしたのをみかけただけだった。集団帰宅の経路となっている交番は空きのまま。警視庁はすばらしいと思った。