麻生内閣支持率について、下げ止まったとする論調と森内閣に近づいてきたとする論調とがある。
下げ止まったかどうかは、今の株価が底値かという問いと同じで、実はまだ下がるかもしれない。報道は前回と比べて変わらなかったことを取り上げているつもりだろうが、底値になったというミスリードになっているような気がする。
森内閣と比較するのはおかしい。下野がかかっているなかで、今なお指示している人の中には、反リベラルや政権交代反対の消極的賛成も含まれる*1。過去の政権と比較するなら、自民党羽田派離党時の宮澤内閣が適してる。
いつ解散総選挙をやっても、地元の候補がどうしようもなくても、とりあえず全国平均2割は与党に投票するということだ。うーん、2割しかいないのか。
*1:もちろん地元出身宰相をひいきする福岡県民票もあるだろう
