2005年 世界柔道

 アテネほどではないけど、おもしろいね。

フジテレビの演出

 柔道のテレビ中継といえばテレビ朝日だったけれど、アテネオリンピック女子*1での三宅アナウンサーの名実況以来、フジテレビが定着してきた。
 選手にキャッチフレーズをつけ、紹介ビデオを作るなど、演出はうまいけれど、現地の中継は改善できると思う。
 試合中のコーチの声を拾うのはいい工夫だが、選手が畳に落ちたときの音も拾った方が迫力が出る。そのためには、あまり余計なことはしゃべらない方がいい。野球と同じだ。見ているだけで迫力があるのだから、「あーっと」とか、「きれいに決まりました*2」とか言わないで、技の名前を落ち着いて言ってくれればそれでいい。

 篠原さんの話はなかなかおもしろい。あの顔でひょうひょうと言うからおもしろい。ただ、なぜ三宅アナウンサーは東京なのだろう。内田さんのかわりに現地にいた方がいいのに。
 字幕の得点表示が遅れたり間違ったりするのが気になる。

今後に期待する。

人材不足?

 なぜ女子のコーチはみな男性なのだろう。

*1:男子はNHKが担当

*2:きれいな技と言うと、普通は、相手の抵抗を完全にかわして、素早い身のこなしと勢いで、余計な力をかけず、相手にとっても余計な力がかからない状態で技が決まることをさす。技にきれがあっても、ぼてっといっても、とりあえず「きれい」といってしまう。若者の「かわいい」「やばい」「超〜」と同じレベルではないか。悔しかったら「きれい」を使わず実況してみろ。わからなかったら素直に「今の技は何ですか」と解説者に聞け