耐久テストをやっているのか

 新品の電気掃除機がさっそく壊れた。使えなくなったのではない。着脱可能のブラシノズルを、本体に常時取り付けられるようになっているのだが、ノズルを使わないときに差し込んでおく突起部分(プラスチック製)が欠けてしまったのだ。
 丁寧に扱わなかったわたしも悪いが、たまたま掃除中に手を離してしまっただけである。それで床に倒れたときに先っぽがポキっと折れてしまった。
 瞬間接着剤でつけたらすぐにつながったが、それでも納得がいかない。掃除機は放り投げるものだと昔から決まっている。目の前にある障害物を掃除しながらではよけられないとき、急に電話がかかってきたときには掃除機はぞんざいに扱われる。
 しかし、わたしの掃除機には薄く成型された部分があちこちにある。またどこかが欠けてしまうかもしれない。軽量化は結構だが、家庭での使われ方を意識した設計だとは思えない。

掃除機も拷問テスト*1をした方がいいと思う

*1:落下、加圧、異常温度などの異常環境下で稼動を行って、耐久性を検証する作業。例えばノート・パソコンで行われる。耐久テストというと、時間をかけていろいろなイベントを経験させたり、劣化させてみたりすることに主眼が置かれるが、拷問テストは積極的に「機械をいじめる」ことに主眼が置かれる