カードの乗り換え
ポイントをためようとして、クレジット・カード決済が可能な支払いはすべて口座振替からクレジット・カード決済に乗り換えた。しかし、数箇月後にクレジット・カードの会員番号が変わるという。手続きのやり直しである。ちょっとうんざり。
そういえば申し込みのときはダイレクト・メールに同封されていた用紙が利用できたり、店頭に置いてあったり、クレジットカード会社からキャンペーンで案内が送られてきたり、インターネット経由のオンライン・サービスを利用できたりするが、変更はほとんど郵送でしか受け付けていないし、申込書を自発的に請求する必要もある。理由はいろいろ想像できる。
- 未だ、変更を請求する件数が少ないのだろう。
- 新規受付は他社の利用者からシェアを奪うチャンスであるが、変更受付は単なるコストであって新しい収益を生む作業ではない。よって注力される資源が控えめである。
- 旧カードから新カードへの切り替えの基準となる「申請受付日」が厳密に決まってしまうと、少ない人員でこなしている変更受付チームにとって時間制限が発生してしまう。郵送ならば、電話やインターネットとは違って、いつ届いたかどうかが申込者側にわからない。
- 変更手続き前に、滞納のチェックを行わなければならないので、電話で受け付けると事務作業の間、申込者を待たせることになってしまう。
- 変更がWebで受け付けられるとなると、解約もWebで容易に受け付けられなければならないが、解約が容易なサービスというのはどんな事業者でも提供したくないものである。
携帯電話の場合、郵送以外の支払い方法変更を認めてしまうと、名義貸しや不正譲渡、なりすましによる無断申し込み*1の温床になるというやっかいな問題を抱える。特に前二者については、名義はそのままで、支払い先のみ他人名義のカードや口座に乗り換えてしまうことができれば、名義管理が意味をなさなくなってしまう。そこで、変更申込書を自宅に郵送する仕組みにすると、住所存在確認によって名寄せができるし、郵送されるのを待っている手間が犯罪の動機を下げる効果をもたらす。
携帯電話ほど厳密でなくても受け付ける側の都合を考えると、単に新規登録する作業よりも変更や解約の方が事務手続き上複雑なので何となく理解できるが、申し込む側に立ってみると、インターネットでできた方が便利なような気がする。特に
カード有効期限のみの変更くらいはオンラインで受け付けてほしい*2
カードで株は買えないのか
カードで商品券や回数券の購入ができるところはあまりない。換金目的のために大量に購入する者がいるからだ。
オンラインの証券サービスは、住所も名前も電話番号も証券会社に登録されているのだから、不正換金のおそれはあまりないだろう。
ポイントをためたいので株を買いたいのだが、無理な相談だろうか。いや、短期利ざやを狙って
資金がないのにカード限度額いっぱいまで買い込む者がいるのだろうな