通信販売

最近、通販で小物を買ったら、商品の包装から人の家の生活臭がした。それもかなり強烈なにおいだ。古本などで経験する、かびくさいようなたばこくさいような、しかもそれに芳香剤が混じったようななんとも言えないにおいだ。
封筒に書かれた発送元を読んだら、アパートの一室だった。においのもとは、

  • このアパートの部屋の臭い
  • この店は他業者かオークションで不良在庫を引き取った店であり、臭いはもとのあった保管場所の臭い

これらのどちらかである。ただし発送した人は鼻が慣れてしまい、この臭いに気づかないようだ。そうでなかったら、売り買いどうかに関係なく、まともな人が他人にこんなものを送りつけて平気なはずがない。
幸い、食品や衣料ではなかったので、レビューを辛口にするだけにして返品を要求するのはやめてあげることにした。190円で買ったので返送するだけ面倒であり、授業料だったと思うことにした。
通販は誰がどのような状態で商品管理をしているかわからない。Webサイトからはそれはわからない。わたしが買った通販サイトでは商品と店についてレビューコメントを入力することができるのだが、店のレビュー項目に「におい」という項目はない。在庫の品質管理は商売にとって大前提である。ところが、安くするには管理にお金をかけられないから実際には適当にやっている店があるかもしれない。商品ではなく店のレビュー項目に商品状態をレビューする項目を新設すべきだと思う。
そして店の選別はかなり重要だなと思った。
Amazonじゃなくてもいけるじゃんと思っていたところだが、Amazonマーケットプレイス楽天は要注意だと思った。発送元をGoogleマップで調べて、怪しかったら買わない。オークションへの参加も控えるべきだろうか。悩ましい。
一部の店のせいで、ベンチャー起業しようとしている店を排除しなければならないのは残念だが仕方がない。それくらい強烈だった。